Flying Disc
FLYING DISC 第8章

関連編

RELATED BANDS


Jet Propelled Photograph/The Soft Machine (Decal CHARLY)
ソフト・マシーン、以降SMと略す(笑)のデビュー・シングル、 "Love makes sweet music"は、 "The Mystery and the History of the Planet G**g"において聴くことが できますが、アレンが参加してた初期SMのデビュー・アルバムと して録音されたと言うものを集めたCDである。これについ てる説明では、"Love makes..."は"TRIPLE ECHO"というのに入っているとある。

この"JET PROPELLED..."は、基本的にはSMのファーストに近い雰囲気であります が、なんといってもうれPのはSMの創始者4人というパーソネルの曲でしょうか。 SMファーストほどの完成度はないが、ファーストにアレンとギターが入るとこう なのだ。

PERSONNEL:

  1. THAT'S HOW MUCH I NEED YOU
  2. SAVE YOURSELF
    これはSMファーストのものとは別テイク。歌のキーがオクターブ低い。 そしてバックコーラスがなげやり。
  3. I SHOULD'VE KNOWN は今聴いて判ったけど、ビデオ「サイケロックの軌跡」に収録されている2番目の 曲だった。作曲はH.HOPPERとなっている。この時点ではホッパーはメンバー ではないがワイルドフラワー時代からのおともだちで準メンバーであったらしい。
  4. JET PROPELLED PHOTOGRAPH(AKA SHOOTING AT THE MOON)
  5. WHEN I DON'T WANT YOU
  6. MEMORIES カンタベリー・ロック・シーンにおけるスタンダード・ナンバー。"The Wild Flowers" や"Banana Moon"などの異なるテイクで聞き比べてみよう。
  7. YOU DON'T REMEMBER
  8. SHE'S GONE
  9. I'D RATHER BE WITH YOU
やっぱりどうもSMの話になると、どんどんマニアックになっていく!なんの こっちゃ、でもSMはこれに続く、サイケムーブメント→プログレ→アシッド →アンビエント・テクノの原点およびブリティッシュ・ジャズに大きく関わる ものだからもっと研究すべきです。だからプログレ初心者の方もためらわず一度 はSMをプレイしてみましょう。
THE MAGICK BROTHERS/LIVE AT THE WITCHWOOD 1991 (1992)
(Voiceprint VP107CD)
The Magick Brothers Band:
Recorded live at the Witchwood,Manchester,November 10th 1991
and Town and Country Club , London, October 5th 1991.

1991年10〜11月にマンチェスターとロンドンで行なわれた、アレン、クラーク、ロブソンの3人によるアンプラグド・ライブを収録したもの。3人は"Invisible Opera Company Of Tibet"からしばしば一緒に演奏している。ここでは主にアレンのソロ・ アルバムからの選曲で、アレンのギター弾き語りにバイオリン、コーラスその他が 加わる形式。全体的に静かで落ち着いた雰囲気。

  1. Zero Theme(Allen)
    タイトルはゼロのテーマとなっているが、これは"YOU"の1曲目、"The Thought For The Naught"である。
  2. Why Do We Treat Ourselves Like We Do?(Allen)
    クラークが前曲のメロディを変奏曲としたイントロで始まるアレンのソロ、 "Now Is The Happiest Time In Your Life"からのナンバー。
  3. I Am My Own Roadie(Allen)
    ピアノをバックにアレンの歌にロブソンがコーラスを付けている。
  4. Herbacious Border(Robson)
    自身で歌うロブソンの物悲しい曲。
  5. Have You Seen My Friend(Allen)
    これはアレンのファースト・ソロ"Good Morning"に入っていた曲で、元がほとんど 弾き語りなので、当然ながらほぼオリジナルの通りの演奏。
  6. Wayland Smithy(Traditional arranged by Robson)
    ロブソンがフルーとを披露。非常に深い音色である。 続いてピアノの伴奏でクラークの美しく叙情的なバイオリンが満喫できる。
  7. Trial By Headline(Allen)
    奇妙なウナリのドローンでアレンが即興的にラップ調で詩を朗読。その後、 グリッサンド・ギターとともにミステリアスでスペイシーな11分間の瞑想に入る。
  8. Isle Of Glass(Robson)
    再びロブソンが歌う美しい曲。曲相にカンタベリー風味を感じる。
  9. Children Of The New World(Allen)
    これもアレンのソロ"Good Morning"に収録され、その後色々な形態で、 たびたび演奏されている曲。ここでは当然ながら非常にシンプルな演奏である。
  10. Wise Man In Your Heart(Allen/Howlett/Moerlen)
    またまた"Good Morning"より。曲はハウレットとムーランとの共作。 延々とリフに歌が載り、約13分続く。 マリンバ、ベース、ギター、ストリングス(シンセ)の4音が聴こえるが 3人で、どうやって演奏しているか謎。ベースとマリンバがサンプリングだろうか?
  11. Magick Brother(Smyth)
    ゴング名義のファースト・アルバムのタイトル曲。 正確には"Mystic Sister;Magick Brother"。トリオの演奏なので少々物足りないが、 即興的な場面での3人の息が合っていて、なかなか聴かせる演奏である。

Invisible Opera Company Of Tibet (Voiceprint VP106CD)
Daevid Allen,Russel Hibbs,Harry Williamson,Gilli Smyth, Michael Brosnan,Chandrabhanu...

OBSOLETE/DASHIELL HEDAYAT(1971)
(Mantra 075)

名前から推測するとアラブ系だろうか、ダシール・ヘダヤットという人のソロ・ アルバムで、バックをゴングがサポートしたもの。(ジャケの解説もフランス語だし) 詳細は不明だが、バロウズの声も登場するので、きっとアレンのビートニックな友達で あろうと思われる。
曲は全てヘダヤットが69年に書いたとあるが、サウンド的には、 その当時のゴングそのものであり、逆にゴングにゲストでヘダヤットが参加した ようなシロもの。初期のゴングのサイケデリック・フォーク・ロックな世界にイケて る雰囲気だ。

Personnel:

収録曲目:
  1. Eh,Mushroom,Will You Mush My Room?
    アナログ盤で言うところの、まるごとA面にあたる1曲である。 3楽章に分かれるが、それぞれ完全に独立しており3曲の間に何も関連性はない と思われる。
    1. Chrysler(Hedayat)
      ワウ・ギターのリフがずれてておかしい。2コードのリフに語り主体のヘダヤットの ヴォーカルというシンプルな構造の曲。
    2. Fille de l'ombre(Hedayat)
      水流のSEに続いてフリースタイルな演奏に、ヘダヤットの語りとジリのスペース・ ウィスパーがかぶさる。
    3. Long Song for Zelda(Hedayat)
      生ギターの弾き語りにマレルブのサックスがオブリガードで加わるアコースティックな 寂しい感じの歌で、最後に唐突にバロウズの語りが付けられている。
  2. Cielo Drive/17(Hedayat)
    これはもう完全にゴング。雰囲気は "Continental Circus" と似た感じ。 リフ・パターンは"Flying Teapot" のメイン・リフにつながるものがある。 中間部からは、ガラッと変わってピンク・フロイドの「原始心母」に似た 叙情的な曲相に展開する。

というわけで、ゴング名義のアルバムではないが、初期のゴングを研究する上で 貴重な音源である。


YOU Remix phase 1 & 2/V.A. (1997)

Radio Gnome in Japan
Copyright(C)1997 by Yochim
Last modified on Aug.14,1997